月経不順の症状とピルの効果

月経不順とは、周期や出血期間の乱れのことです。正常な月経であれば、25日から40日の周期であり、出血期間が4日から7日間の排卵周期になっています。月経周期は、月経の初日から次の月経前日までの日数を数えます。
正常範囲から外れる月経はすべて月経不順となります。症状としては、周期の乱れが多く、3週間ごとの短い周期で月経がきたり、反対に2ヶ月から3ヶ月月経がこなかったりします。
月経周期が多少ばらついていても排卵周期になっていれば様子見でも問題ありません。しかし、周期は30日前後と安定していても排卵せずに月経がくる無排卵性月経になっている場合もあるため、排卵の有無の確認は必要となります。
月経不順は冷えやストレスから症状があらわれることが多いです。周期に多少ばらつきがあっても排卵していれば、身体を温める、適度な運動、バランスの良い食事を心がけることで症状が落ち着いてきます。
しかし、全く排卵しない場合や月経周期が20日以下であったり60日以上の場合、出血がダラダラ続く場合、ホルモンバランスに異常がある場合には、ホルモン剤による治療を受けます。最近では低用量ピルを使った治療が増えています。低用量ピルは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンが主成分のホルモン剤です。昔の中用量・高用量ピルに比べるとホルモンの配合量を抑えているため、副作用が出にくく、副作用があっても3ヶ月程度で治まることがほとんどです。
ピルを服用することで、子宮内膜の増殖が抑えられます。その結果、内膜の剥がれ落ちる量が減り、出血量を減らすことができます。ピルは、婦人科にて処方してもらうことができます。心配しすぎてもストレスとなり余計に月経不順に陥ってしまうこともあるため、一度受診してみることです。