ピルに含まれるホルモン、エストロゲンの働き

ピルとは経口避妊薬のことをいい、これは避妊を目的とした女性ホルモン剤です。女性の生殖機能を司るプロゲステロンとエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンの二種類が含まれており、これによって排卵を抑制します。そのほか、子宮頚管粘膜を変化させて精子が子宮内に侵入することを防いだり、子宮内膜の変化をさせることで受精卵の着床を抑制するなどの効果を得ることができます。
ピルは避妊以外にも利用されており、生理周期の変更や生理に伴う重い症状や大量の月経血などの月経困難症の緩和、子宮内膜症の治療などに利用されています。
そのほかにもピルには女性に嬉しい効果があり、含まれているエストロゲンやプロゲステロンの女性ホルモンが、ニキビの原因となる男性ホルモンを抑制してニキビや肌荒れなどの肌トラブルを改善し、子宮内膜症の治療効果や子宮などを中心とした疾患の発症頻度を下げたり、骨粗しょう症などを予防するなどのメリットが上げられます。
しかし、正しく利用するには毎日1錠なるべく同じ時間に飲む、飲み忘れが24時間以上経ったら避妊効果が無くなるなどの知識を理解することが重要です。
また、ピルにはエストロゲンが含まれています。そのため同時に摂取をしてはいけない食材もあり注意が必要です。特にエストロゲンと似た働きをする大豆イソフラボンを大量に摂取することは、体内のエストロゲン値が高くなってしまうのです。過多となってしまうと細胞をがん化させて乳がんなどを発生してしまう恐れがあります。
ピルはエストロゲンだけではなくプロゲステロンによってバランスが保つように配合されているため、大豆イソフラボンサプリなどを摂取してしまうとバランスが崩れてしまいます。
普段の食事でとる大豆製品を普通の量で摂取するのは問題ないとされています。